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北朝鮮、金与正氏が最前列に...「10位圏の実力者」公式化

北朝鮮、金与正氏が最前列に...「10位圏の実力者」公式化

Posted December. 23, 2017 09:21,   

Updated December. 23, 2017 09:30

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が21日、労働党第5回「細胞委員長大会」で、「米国に実際的な核の脅威を加えることができる戦略国家に急浮上した我が共和国の実体をこの世の中の誰も否定できなくなった」と述べたと、労働新聞が22日付で伝えた。

細胞は5~30人で構成される党最下部の組織で、細胞委員長は末端幹部に該当する。平壌(ピョンヤン)で開幕した細胞委員長大会は、2013年1月の第4回大会後、約5年ぶりに開かれた。

金委員長は、「私たちの前途には決して無視できない挑戦が横たわっているが、これに落胆することも恐れることもなく、むしろ我が革命の前進発展を楽観している」と述べた。金委員長はさらに、「切迫した闘争の課題を成果的に遂行しようとするなら、党細胞を強化し、党細胞委員長が責任と本分を全うしなければならない」と強調した。

大会では、金委員長の妹の金与正(キム・ヨジョン)党副部長が、会場のひな壇の最前列に座っていることが確認された。ひな壇を正面から見た時、金委員長の右側5番目の席に座ったことから、「10位圏実力者」という分析も出ている。

これに先立ち金与正氏は、各種行事で金委員長をそばで随行する姿が何度も公開された。今回、金委員長そして崔竜海(チェ・リョンヘ)党副委員長をはじめとする高位幹部と並んで座ったのは、最近高まった地位を反映したと見える。

過去、金日成(キム・イルソン)主席、金正日(キム・ジョンイル)総書記は、第1~3回細胞大会に書簡だけ送った。しかし、金委員長は第4回大会に続き今回も参加し、党の基層組織を確かにした。参加者規模は第4回大会と同様、1万人水準だという。



黃仁贊 hic@donga.com