今年5月22日、グランデのマンチェスター公演会場で爆弾テロが起き、22人が死亡し59人が負傷した。大きな衝撃を受けてグランデは6月5日、マンチェスターを再び訪れ、他のポップ歌手たちと一緒に「ワン・ラブ・マンチェスター」というタイトルのチャリティーコンサートを開いた。自身のコンサート会場でケガをした子供たちをお見舞いし、犠牲者たちと生存者たちのために作られた慈善団体への初の寄付者となった。
グランデの行為に感動したマンチェスター市議会は12日(現地時間)、グランデを名誉市民に選定してほしいとリチャード・リース市議会議長の提案を採決し全会一致で採択した。リース議長は、「グランデがマンチェスターに二度と戻ってこないと言っても致し方ないことだったが、彼女は再び戻ってきて数万人を喜ばせ、数百万ドルを集めてくれた」と言い、「マンチェスター市初の名誉市民の称号を贈るだけの資格がある」と訴えた。
周成河 zsh75@donga.com