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LG化学、VWに7兆ウォン規模のバッテリー供給

LG化学、VWに7兆ウォン規模のバッテリー供給

Posted June. 13, 2017 08:48,   

Updated June. 13, 2017 08:49

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LG化学が、ドイツのフォルクスワーゲンと7兆ウォン規模の電気自動車バッテリーセルの供給契約を交わしたことが確認された。単一企業間バッテリーセル供給契約としては史上最大規模といえる。

12日、東亜(トンア)日報の取材結果、LG化学は最近、フォルクスワーゲンの電気自動車「MEB(Modular electric Drive)プロジェクト」のバッテリーセルの供給契約を獲得した。最後まで競った中国のCATLを抜いたのだ。

フォルクスワーゲンは昨年10月、パリモーターショーでMEBプロジェクトを発表し、「100%電気自動車への切り替え」を宣言した。まず2025年までに電気自動車約30種を発売するのが目標だ。

LG化学の今回の供給契約は、フォルクスワーゲン電気自動車全体のプラットフォームを先取りしたという点で意義深い。フォルクスワーゲンのMEBプロジェクトは、バッテリーを中心に車両骨格(フレーム)をまず製作し、その上にモデルに応じてそれぞれ異なる車体を覆う方式である。まず、契約規模は7兆ウォンだが、プロジェクトの成功如何によっては追加受注の可能性が高いという。

昨年の出荷台数基準「トップ5」電気自動車のバッテリーメーカーには、比亜迪(BYD)、CATLなど、中国企業が4社もある。LG化学は6位となっている。国内バッテリー業界の関係者は、「中国企業の価格競争力よりLG化学の技術力のほうがより認められたことを意味する」と話した。



徐東一 dong@donga.com