Go to contents

前FBI長官、公聴会で「爆弾証言」

Posted June. 09, 2017 08:58,   

Updated June. 09, 2017 08:59

한국어
ジェームズ・コミー前米連邦捜査局(FBI)長官が8日(現地時間)、米上院情報委員会公聴会に出席し、トランプ大統領からロシア癒着疑惑に対する捜査中止の圧力を受けたと暴露した。これまでメディアで報道されてきたトランプ氏の「司法妨害」疑惑を公式に提起され、就任5ヵ月しか経っていないトランプ氏に対する弾劾議論に火が付く様相だ。ワシントンの一部では、トランプ氏の国政掌握力が弱まり、今月末の韓米首脳会談にも影響が出るのではないかという観測が流れている。

コミー氏は前日、上院情報委を通じて公開した書面声明で、トランプ氏が自分にロシア疑惑捜査の中止を求めたと主張した。トランプ氏は2月14日、ホワイトハウスでコミー氏に会い、「私はこの件を手放すこと(let this go)、(ロシア疑惑に関与して辞任した)マイケル・フリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)について手放すことができるよう望んでいる。彼はいいやつだ」と述べた。コミー氏は、「彼はいいやつですとだけ答え、(トランプ氏の要求どおり)『この件を手放す』とは言わなかった」と明らかにした。コミー氏はこのような内容をメモに書き、これを見た側近が先月、米紙ニューヨーク・タイムズに暴露した。

これに先立ち、トランプ氏は1月27日、コミー氏との夕食会の途中、「私は(あなたの)忠誠心が必要だ。忠誠心を期待している」と言った。コミー氏は、「トランプ氏の発言後、ぎこちない沈黙が続く間、私は動くことも、話すこともせず、また表情も全く変えなかった。ただ『正直を見ることになるだろう』と話した」と当時の状況を伝えた。



李承憲 ddr@donga.com