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10失点の大乱調、柳賢振がコロラド戦で最悪の投球

10失点の大乱調、柳賢振がコロラド戦で最悪の投球

Posted May. 13, 2017 10:02,   

Updated May. 13, 2017 10:03

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今季2勝目に挑んだロサンゼルス・ドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン=30)が「投手の墓」で最悪の投球をし、今季5敗目を喫した。柳賢振は12日、米国コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われたコロラド・ロッキーズ戦に先発登板し4回を8安打6四球で10失点(5自責点)し敗戦投手となった。2013年のメジャーリーグデビュー以来最多失点だ。防御率は4.05から4.99に大きく上がった。ドジャースは7-10で負けた。

今月2日に尻の負傷で故障者リスト入りしてから11日ぶりの登板だったが、1回裏にチャーリー・ブラックモンを三振に打ち取って順調に滑り出したが、2番打者DJ・ルマイユに四球を与えてから乱れ始めた。続いて、先月19日の対決で2本塁打を打たれたノーラン・アレナドに安打を、イアン・デズモンドに適時二塁打を打たれて2点を与えた。2回にもアレナドとマーク・レイノルズに連続で二塁打を許すなどして5失点。4回にはメジャーデビュー以来初めてボークで点を与えるなど制球力乱調でさらに3点を与えた。

未だに球速が上がらず直球が威力がなかった上、制球力を失い、変化球とチェンジアップも力がなかった。直球は時速90マイル(145キロ)当たりに止まった。配球も攻撃的でなかった。標高1600メートルの高地に位置し、空気の抵抗が少ないクアーズ・フィールドは打球の飛距離が長くとりわけ本塁打を量産し、「投手のお墓」と呼ばれる。球場の特徴を意識し過ぎたあまり、大胆に内角に投げることができなかった。

「天敵」アレナドへのプレッシャーはさらに強まった。アレナドは今季、柳賢振を相手に7打数6安打(2本塁打)を記録している。MBCスポーツプラス解説委員のソン・ヒョク氏は、「アレナドに内角低めのコースで大胆な勝負をしてほしかった」と話した。



兪載泳 elegant@donga.com