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出航から1081日目、陸地に帰ってきたセウォル号

出航から1081日目、陸地に帰ってきたセウォル号

Posted April. 01, 2017 08:34,   

Updated April. 01, 2017 08:34

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陸地を離れた船が再び港につくまで実に3年がかかった。修学旅行や小学校同級生旅行など、それぞれ異なるときめきを抱いて離れたセウォル号は、2014年4月15日、仁川(インチョン)港を離れてから1081日ぶりに、その翌日に沈没してから1080日ぶりに陸地に戻ってきた。

海洋水産部は、セウォルの船体を載せた半潜水式船舶「ホワイトマリン号」が31日午後1時ごろ、木浦(モクポ)新港に到着し、午後1時半ごろ、埠頭に接岸を終えた。同日午前7時ごろ、全羅南道珍島郡東巨次島(チョンラナムド・チンドグン・ドンゴチャド)の海域を出発したホワイトマリン号は、当初午後2時30分ごろ、木浦新港に到着すると予想された。1メートル以内の低い波が維持され、晴天が続き、到着時間が速くなった。

行方不明者の家族たちは、セウォル号の左から漁業指導船に乗って半潜水式船舶の移動過程を見守った。彼らの緊張した表情は、木浦新港が目に入ってくると徐々に和らいだ。ホ・ダユンさん(檀園高校高)の母親であるパク・ウンミさん(47)とチョ・ウンファさん(檀園高校)の母親であるイ・グムヒさん(48)は、互いに抱き締めて涙を流すなどした。

埠頭に到着したセウォル号の船体は、そこから流れだした泥の除去作業を経た後、姿勢を変えて6日頃、完全に陸に上がる予定だ。



崔惠? herstory@donga.com