韓民求(ハン・ミング)国防部長官は同日、会議場で行われた化学兵器禁止機関(OPCW)のアフメト・ウズムジュ事務総長との会談で、「北朝鮮が2500トンも保有する化学兵器をテロに使用する場合、核よりも致命的だ」とし、「北朝鮮の化学兵器は核と共に除去されなければならない」と強調した。
外交部の金烘均(キム・ホンギュン)韓半島平和交渉本部長とシーア米国防次官補(アジア太平洋政策担当)は、第1本会議で、「北朝鮮の非核化と国際協力」を主題に北朝鮮核問題の診断と対策を提示した。米カーネギー平和研究所のダグラス・パール所長と中国人民大学の時殷弘教授、日本国際大学国際関係学研究科の山口昇研究科長、ロシア世界経済国際関係研究所のヒョードル・ボイトロフスキー副所長が討論を行った。
中国は、2012年の第1回会議の時から国防当局者を派遣したが、今年は民間の専門家だけ出席した。中国当局者の不参加は、高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備決定に対する不満を示したもの受け止められている。
윤상호군사전문기자 ユン・サンホ軍事専門記者 ysh1005@donga.com