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オバマ大統領、「政治の自由を保障しなければ」とキューバーを圧迫

オバマ大統領、「政治の自由を保障しなければ」とキューバーを圧迫

Posted March. 22, 2016 07:20,   

Updated March. 22, 2016 07:48

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米大統領として88年ぶりにキューバを訪問中のオバマ大統領は21日(現地時間)、キューバ・ハバナの大統領宮殿で、ラウル・カストロ国家評議会議長と歴史的な首脳会談を行い、両国の関係正常化について話し合った。

両 首脳は会談で、2014年の国交正常化推進宣言後も続いている米国の対キューバ禁輸措置の解除について意見を交換した。また、オバマ大統領はキューバの改 革開放のためには政治的自由が保障されなければならないという意見を伝えたという。米州大陸の唯一の孤立国家だったキューバが、オバマ大統領の訪問を機に 本格的な改革開放の道に入り、世界唯一の孤立国家となった北朝鮮がどのような反応を見せるか注目される。

オバマ大統領は22日、ハバナの国 立劇場でキューバ国民に向けて初めて演説し、キューバ改革の青写真を提示する計画だ。その際、政治犯問題などキューバ政府にとって敏感な人権問題も取り上 げる模様だ。演説後、反体制派らと意見交換する。しかしカストロ議長は、「米国はキューバの内政に干渉しすぎてはならない」という立場であり、両国の微妙 な立場の相違は依然として存在する。キューバ当局は、オバマ大統領の訪問前、数百人の反体制派を連行・拘禁した。

オバマ大統領は20日、米 大統領専用機「エアー・フォース・ワン」でハバナの国際空港に到着し、3日間の歴史的なキューバ国賓訪問を開始した。オバマ大統領は到着後、宿泊先のホテ ルで、ジェフリー・ディロレンテス駐キューバ米国大使など大使館関係者を激励し、「1928年にカルビン・クーリッジ大統領は軍艦に乗って3日かけて キューバに到着したが、私は飛行機に乗って3時間足らずでやって来た。今回の訪問は、キューバとの関係を形成する歴史的な機会だ」と述べた。



워싱턴=이승헌 ワシントン=イ・スンホン特派員 특파원ddr@donga.com