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現代自の新社屋、ブルジュ・ハリファやアマゾンドームの設計士が建てる

現代自の新社屋、ブルジュ・ハリファやアマゾンドームの設計士が建てる

Posted January. 11, 2016 07:22,   

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ユニークな外観で注目を集めている米グーグルやアマゾン本社、世界最高ビルのアラブ首長国連邦(UAE)ドバイの「ブルジュ・ハリファ」を設計した複数の業者が、旧韓国電力本社の敷地に建設する現代(ヒョンデ)自動車グループの統合本社(グローバルビジネスセンター=GBC)の設計を担当することになった。

10日、関連業界によると、現代自グループはGBC設計を担当する会社として、世界的設計会社米スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル(SOM)とNBBJとを選んだ。SOMは、高さ828メートル、163階の「ブルジュ・ハリファ」を、NBBJは、大きなボールを3つ並べたような形のアマゾン本社ビル「バイオドーム」と独特な非対称型外観を持っているグーグルの「ベイビューキャンパス」を設計した実績がある。SOMは、GBC内の105階建てのグループ統合社屋「グローバルタワー」の高層部を、NBBJはグローバルタワーの低層部やホテル、業務用ビルの設計を担当する。設計総責任者は、韓国現代建築の第1世代と言われている建築家のソウル建築総合建築士事務所の金鍾星(キム・ジョンソン)名誉代表(81)に確定された。

現代自グループは2014年12月、海外設計士たちを対象に説明会を開き、1年間あまりの審査を経てこのように決定した。今回の決定には、現代自グループの鄭夢九(チョン・モング)会長の気持ちが反映されたという。構造設計会社としては、トンヤン構造安全技術やチャンミンウ構造コンサルタントが選ばれた。

設計会社4社を取り仕切る責任者となった金名誉代表は、世界近代建築の巨匠と言われているドイツ人・ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの弟子であり、ソウル中区南大門路(チュング・ナムデムンロ)のミレニアムソウルヒルトンホテル、ソウル鐘路区鐘路(チョンノグ・チョンノ)のSKグループ社屋、ソウル市立歴史博物館などを設計した。現代自グループの関係者は、「超大型建築プロジェクトの設計を、韓国建築家が取り仕切るモデル事例になるだろう」と明らかにした。

現代自グループは現在、ソウル市と公共寄与分の金額とその納付方法と関連して、詰めの交渉を行っている。現代自グループは昨年6月、公共寄与項目で計1兆7030億ウォンを払うと明らかにした。ソウル市の関係者は、「現代自の意思によって、今月中に公共寄与交渉に決着がつくかもしれない」と明らかにした。



yhkang@donga.com