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現代百貨店、パリの高級百貨店に伝統食品ブランドを出店

現代百貨店、パリの高級百貨店に伝統食品ブランドを出店

Posted December. 09, 2015 07:21,   

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現代(ヒョンデ)百貨店は来年上半期(1〜6月)、フランス・パリのギャラリー・ラファイエット百貨店に自社の韓国伝統食品ブランド「名人名村」の店舗を出店する。現代百貨店側は8日、「両側間の契約条件の調整が大体まとまり、最終承認だけを残している」とし、「伝統職人たちが収穫から生産まで関わる製品であり、来年初めに物量が確保され次第、ポップアップ・ストアの形で出店することにした」と話した。

韓国の伝統食品ブランドがフランスの百貨店に出店するのは今回が初めてというのが、現代百貨店側の説明だ。醤油・味噌といった伝統発酵食品や天然調味料などを販売する名人名村は、2009年に立ち上げられたプレミアム伝統食品ブランド。ギャラリー・ラファイエット百貨店側は今回の契約を控え、経営陣や食品・飲料(F&B)部門の総括が今年2回に渡って来韓し、韓国食品市場に対する調査を行うなど、高い関心を示した。

現代百貨店生鮮食品チームのユン・サンギョン・チーム長は「自国食文化へのプライドの高いフランス人から、海外の食品が認められるのは珍しいことだ」とし、「伝統と哲学を込めて少量生産にこだわる名人名村の特徴は、フランスの食文化とも相通じるものがあり、現地市場でも競争力を持つと判断したようだ」と話した。現代百貨店は今年から13の支店に名人名村専用の店舗を設置・運営している。「イ・ジンス国産はちみつ」(2.4kg)80万ウォン、「ヘバラン在来式醤油10年熟成」(500ml)10万ウォンなど、高級商品がメインとなっている。今年の売上高は約80億ウォン。

現代百貨店側は「今回のポップアップ・ストアの出店を機に、百貨店が最も得意とするプレミアム化戦略を伝統食品に適用して、韓国伝統の優秀さをアピールし、韓国の高級な食文化を輸出することに取り組んでいきたい」と述べた。



teller@donga.com