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パワハラ騒ぎの新政治連合議員、国会常任委員長を辞任

パワハラ騒ぎの新政治連合議員、国会常任委員長を辞任

Posted December. 03, 2015 07:16,   

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野党新政治民主連合の盧英敏(ノ・ヨンミン)議員(写真)が、国会議員会館の事務所にクレジットカード決済端末を置き、傘下機関に自身の詩集を販売して物議をかもしたことと関連し、2日公に謝罪した。国会産業通商資源委員長職も辞任することになった。

盧議員は同日、記者らに送った電子メールで、「誰よりも徹底を期さなければならない国会議員として、思慮深く行動できなかったことについて、改めて謝罪する」とし、「その責任を取って、産業通商資源委員長職を辞任する」と語った。さらに、「私の出版記念会と関連して、国民の皆さんから厳しい叱責を受けた」とし、「今後、いかなる状況においても、国民の気持ちを真っ先に考慮して、行動していきたい」と付け加えた。

盧議員側は前日まで、「(カード端末機での販売が)なぜ問題になるのか」気がついていない雰囲気であった。党党務監査院に自ら監査を要請するなど、法的に間違っていないというような態度だった。

しかし同日午前、文在寅(ムン・ジェイン)代表が国会で、盧議員事件について、「党務監査院で厳しく監査されることになるだろう」とし、「監査結果によっては、厳しい措置が伴うことになるだろう」と明らかにした後、空気が一変したという。前日まで、自分の重要側近である盧議員への原論的で中途半端に対応していた文代表が、強硬な姿勢に転じたためだ。盧議員側は、周辺に意見を求めた後、謝罪声明を出すことにしたという。親盧系(盧武鉉氏系)からも、盧議員の行動を批判する声が出てくると、負担を感じたのだ。

新政治連合の関係者は、「自分の事件が、最近退陣攻勢に追い込まれている文代表にまで悪く働くだろうと判断した盧議員が、鎮火に乗り出したのではないか」と話した。



mindy@donga.com