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佳境の個人タイトル争いの中で約束を守った朴仁妃、LPGA放棄して国内大会出場

佳境の個人タイトル争いの中で約束を守った朴仁妃、LPGA放棄して国内大会出場

Posted October. 21, 2015 07:28,   

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「ゴルフ女帝」朴仁妃(パク・インビ=27・KB金融グループ)はシーズン終盤にさしかかった米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーで、リディア・コー(18)と熾烈な個人タイトル争いを繰り広げている。あと5大会が残っている中、賞金ランキングではコーに追い越され2位に転落し、年間最優秀選手ポイントでは首位タイを許している。世界ランキング1位を19週連続で守ってはいるが、2位コーとのポイント差が0.27ポイントに過ぎない。

大接戦の中でも朴仁妃は、今週、台湾で開催されるLPGAツアー・台湾選手権に参戦せず、22日に京畿道広州市(キョンギド・クァンジュシ)の南村(ナムチョン)CCで開幕する韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーのメジャー大会であるKB金融スター選手権に出場する。とくに台湾選手権は朴仁妃が昨年優勝した大会ということもあって愛着も人一倍のはずだが、潔く参戦を放棄した。KB金融選手権が、自身のメインスポンサーが主催する大会である上、国内ファンとの約束を見捨てるわけにはいかなかったからだ。

最近のLPGAツアーでの地位を考慮し、KB金融グループは台湾大会への出場を勧誘したが、むしろ朴仁妃が断ったという。朴仁妃は、「個人記録も重要だが、一度決めたことを覆すのは、あまり良いことではないと思った」と話した。普段から人間関係の義理を重視し、因縁を大切にする朴仁妃は、キャディやトレーナー、マネージャとも家族のように接し、長く付き合っている。

まだ国内では優勝がない朴仁妃は、KB金融スター選手権で2年連続で準優勝に止まった。今回は田仁智(チョン・インジ=ハイト真露)、パク・ソンヒョン(ネップス)、チョ・ユンジ(ハイウォンリゾート)らと優勝を争うと見られる。LPGAツアーでキム・セヨン(未来アセット)と新人王を争っている昨年王者キム・ヒョジュ(ロッテ)は台湾選手権に出場する。



kjs0123@donga.com