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米で人気のユーチューバー、ベサニー・モタさんが来韓

米で人気のユーチューバー、ベサニー・モタさんが来韓

Posted August. 31, 2015 07:07,   

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「ユーチューブで突然スターになることはありません。粘り強くコンテンツを作ってアップして下さい。また、視聴回数やチャンネル登録数にこだわらないで下さい。1人でも自分のコンテンツを見る人がいるなら、その人のことを考えてコンテンツを作って下さい。彼らがコメントすれば、真心を込めてフィードバックして下さい」

米国でコスメやファッションなど美に関するユーチューバー、ベサニー・モタさん(20)は、ユーチューブでチャンネル登録者929万人を確保するスターだ。モタさんに関する記事には、「10代のアイコン」という修飾語がつく。モタさんは昨年、米週刊誌タイムが選んだ「最も影響力のある10代スター25人」の1人に選ばれ、今年1月にユーチューバーを代表してオバマ大統領にインタビューし、話題を集めた。最近では、10代を対象にしたオンラインのショッピングモールに自分の名前をつけたファッション・ブランドを立ち上げた。

28日、ソウル東大門(トンデムン)デザインプラザで開かれた「ユーチューブ・ファンフェスト」に参加するために初めて来韓したモタさんは、東亜(トンア)日報とのインタビューで、「オーディションの必要なく誰でもでき、継続して何でもできるのが1人コンテンツの魅力だ」と話した。国内外のユーチューバーが公演をする今回のイベントでは、モタさんは国内のビューティー創作者「シンニム」と舞台でメイクアップショーを披露した。韓国に来るのが初めてのモタさんは、「韓国女性の肌と眉毛は本当にうらやましい。特にスキンケアを重視して肌に関する化粧品が有名なのは参考になる」と話した。

モタさんがユーチューブを始めたのは14才の時。ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)を通じて学校の友達からいじめられると、自信回復のために自分が登場する動画を作った。初めの頃は、店で購入した化粧品やブラウス、アクセサリーを身につけた動画をアップしたが、最近ではパン作りや音楽作り、DIYに関する映像など、ジャンルを問わない。モタさんは、「一つの分野に限定されないライフスタイル・チャネルを追求する」と話した。

一部の有名ユーチューバーが撮影と編集を担う専門チームを作っているのとは違って、モタさんはすべてのコンテンツの企画と編集作業を1人でし、撮影の時だけ姉の助けを受ける。モタさんは、「13才の時から1人でウィンドウズのムービーメーカーで動画編集をしたので、実力がかなりついた。知りたいことはネット検索で探したり、自分で学ぶ」と話した。

現在、モタさんのチャネンル登録者は10代だけでなく20、30代まで多様だ。創意的なコンテンツを作るために雑誌やテレビ、チャンネル登録者とのコミュニケーションなどを通じて、インスピレーションを得るが、最大の源泉は自分自身だ。モタさんは、「ネットにつながらなければ何もできない世の中を生きているが、考えなければならない時は機器をすべて消して静かに考える。それがオンライン時代を賢明に生きる方法だ」と話した。



salthj@donga.com