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姜正浩、9回表に勝ち越しソロ弾 チームの逆転勝利けん引

姜正浩、9回表に勝ち越しソロ弾 チームの逆転勝利けん引

Posted July. 30, 2015 07:21,   

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クラッチヒッター、姜正浩(カン・ジョンホ)の決勝本塁打でピッツバーグがアウェー6連戦で快調のスタートを切った。

姜正浩は29日(韓国時間)、ミネソタとの交流戦で7−7で並んだ9回表に相手投手グレン・パーキンスから決勝ソロ本塁打を放ち、チームの8−7勝利をけん引した。今季6号目で18日のミルウォーキー戦以降10試合ぶりの本塁打だ。この日、4打数2安打1打点で通算23回目の複数安打を記録した姜正浩は打点も通算32点に増やした。

大リーグでは0回表に同点で並ぶときは、ホームチームは例外なく抑え投手を登板させる。抑えを出して9回表を無失点で仕留めて、9回裏のサヨナラ勝ちを狙うからだ。実際、大リーグでは9回裏にホームチームのサヨナラ勝ちが頻繁に演じられる。殿堂入りしているミネソタのツインズのポール・モリター監督も、9回表に今年のオールスター戦でアメリカンリーグの抑えで活躍した左腕パーキンス(写真)をマウンドに上げた。

先頭打者のアラミス・ラミレスをサードライナーでアウトを取ったパーキンスは、第二打者で姜正浩を迎えた。アメリカンリーグのセーブ数首位(29セーブ)で姜正浩を初めて相手するパーキンスは、絶対的に有利なカウント1−2の場面で三振を取ろうと134キロ(約84マイル)のスライダーを投げた。そこで姜正浩が振り抜くと、打球は左中間スタンドへ叩き込まれた。飛距離132メートルの大型本塁打。勝利を直感した同僚たちはベンチでハイタッチで姜正浩の本塁打を祝賀した。

姜正浩は試合終了後、通訳を介して「韓国では、いつもこのような状況を楽しんだ」と話した。アウェー6連戦の初戦を見事な逆転勝利で飾ったピッツバーグのクリント・ハードル監督も、「姜正浩は試合を重ねるに連れて進化している。最高のクローザーを相手に最高のスイングをした」と褒め称えた。姜正浩の大リーグデビュー本塁打も、セントルイスの特級抑え投手トレバー・ローゼンタールから9回表に奪った同点弾だった。

6月の打率が2割2分1厘と不調だった姜正浩は、三塁手ジョシュ・ハリソンのケガでフル出場機会を掴んだ後、7月には76打数27安打の打率3割5分5厘で復調をアピールしている。最近の9試合でも34打数15安打、打率4割4分1厘で勢いに乗っている。今季通算打率は2割8分9厘だ。この日、5番・遊撃手で先発出場し、2度もイニングを終えるダブルプレーを完成し、投打両面で完璧なプレーを見せつけた。



moonsy1028@gmail.com