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ケリー国務長官、イランに核合意最後通告

ケリー国務長官、イランに核合意最後通告

Posted July. 07, 2015 07:10,   

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イラン核交渉の締め切り(7日)を2日後に控えて重要争点が合意に至っていない中、米国のケリー国務長官がイラン指導部に最後通告を突きつけた。

最終交渉のためにオーストリア・ウィーンを訪問中のケリー国務長官は5日、記者団に対して、「画期的な核交渉に署名するためにはイランの困難な選択が必要だ」とし、「良い合意に至らない場合、米国は交渉の席を立つ考えがある」と述べた。

ケリー長官は、「この数日間大きな進展はあったものの、いくつかの核心的争点で意見の相違がある」とし、「交渉が最終妥結に至る可能性もあり、至らない可能性もある」とし、イランの譲歩を求めた。

イランの核施設、特に過去に核開発疑惑が提起された軍事施設の査察と経済制裁解除の時点、イランの平和的核開発の範囲といった重要争点の最終合意を控え、イランの瀬戸際戦術を阻止するための発言だと、ニューヨーク・タイムズ紙は指摘した。

特にケリー長官は、「核非拡散グループの専門家たちが今回の交渉を見守っている」とし、「交渉に参加した誰もが、彼らの綿密な検証を通過できないことはしないだろう」と断言した。オバマ大統領の元参謀を含む核専門家たちは先月、イラン核交渉をより強硬に結着をつけることを求める公開書簡を発表した。



kyle@donga.com