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柳賢振、早くもシーズン中の投球フォーム

柳賢振、早くもシーズン中の投球フォーム

Posted February. 26, 2015 07:11,   

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「柳賢振(リュ・ヒョンジン)は素晴らしい投手の一人だ」

ロサンゼルス・ドジャースのドン・マティングリー監督は25日(韓国時間)、米国アリゾナ州のキャメルバックランチで行われた柳賢振(写真)の2回目のブルペン投球練習に対して称賛を惜しまなかった。柳賢振は3日前の最初のブルペン投球より多目の43球を投げた。前回のブルペン投球は、ヤスマニ・グランダルが球を受けたが、この日は昨シーズンまで正捕手だったA.J.アリスと息を合わせた。専門家は、26歳の若くて強打者(15本塁打)のグランダルが2015シーズンのドジャースの正捕手になるものと予想している。

マッティングリー監督は、ブルペン投球後、報道陣に対して「柳賢振はドジャースマウンドのビック3でありながら、まともに評価されていない」と話した。過小評価されているという意味だ。

実際、柳賢振はビック3の中で成績では大きく劣らないが、年俸は相対的に少なく、メディアの注目度も大きくないのが実状だ。昨シーズンの3度の負傷が手痛かった。昨年、負傷で多少失望を与えたところはあるが、報州に比べてドジャースとファンの期待を裏切ることはなかった。セントルイスとの地区シリーズ第3戦で24日ぶりの登板にも6イニングを5被安打1失点と好投したことが、それを裏付けている。

2013シーズンからドジャースマウンドのビック3体制が稼動して以来、エースのクレイトン・カーショーは37勝10敗・防御率1.80を、ザック・グレインキーは32勝12敗・防御率2.61、柳賢振は28勝15敗・防御率3.17をマークした。他チームには羨まれるくらいの先発ローテーションだ。

柳賢振が過小評価されている最大の理由は、勝敗よりは投球回数だ。カーショーは昨年に1ヵ月15日の負傷で離脱していながらも、これを克服した。2シーズンの投球回数はカーショーが434.1回、グレインキーは390回、柳賢振は344回だ。柳賢振が200回投球を今シーズンの目標に設定している所以だ。

一方、柳賢振のブルペン投球を見守った名投手出身の野球解説者、オーレル・レナード・ハーシュハイザー氏も「レギュラーシーズンのフォームだ」と褒めた。捕手アリスは「スライダーが大変良かった」と言った。