Go to contents

元海軍参謀総長の長男会社に広告費名目で大金支払う、 STXのロビー工作疑惑浮上

元海軍参謀総長の長男会社に広告費名目で大金支払う、 STXのロビー工作疑惑浮上

Posted January. 28, 2015 07:26,   

한국어

2008年当時、丁玉根(チョン・オクグン)海軍参謀総長(63)がSTX側から7億ウォン台の金品ロビーを受けたという疑惑を捜査している防衛事業の不正を巡る政府合同捜査団(合捜団、団長=金基東高陽支庁長)が最近、姜鄹壽(カン・ドクス)元STXグループ会長(収監中)を呼んで取調べを行ったことが、27日分かった。検察は最近、元STX関係者らを取り調べており、丁元総長を被疑者身分に切り替えた。

27日、防衛産業業界と検察によると、合捜団は拘置所に収監中の姜元会長を呼んで、2008年にSTXグループの系列企業各社が丁元総長の長男が大株主となっていたヨット会社に広告費の名目で7億ウォン余りを後援した背景について追及した。姜元会長は検察で、丁元総長を狙ってのロビー工作だったことを一部認める趣旨の供述をしたという。

これに先立って、検察は、STX造船海洋やSTXエンジンの関係者などから、7億ウォンは丁元総長目当てのロビーだったという趣旨の供述を確保した。検察は近いうちに、丁元総長を取り調べる計画だが、丁元総長の長男に対する捜査も検討している。丁元総長側は容疑を否定しているという。

これに先立って、丁元総長は5億ウォン台の軍人福祉基金を横領したとして1審で懲役2年の判決を受けており、2012年4月の2審では懲役2年に執行猶予3年の判決を受けた。昨年4月、横領・背任罪で拘束起訴された姜元会長は、1審で懲役6年を言い渡されて収監されている。