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移動距離1000キロ…「法王の健康に注意」

移動距離1000キロ…「法王の健康に注意」

Posted August. 14, 2014 03:59,   

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フランシスコ法王(78)の訪韓を控え、韓国天主教法王訪韓準備委員会が国内最大規模の病室を準備するなど、健康に関して万全の備えをしている。

天主教界関係者によると、健康問題が生じた場合、法王はソウル聖母病院に入院する予定だという。病院側は、本館21階のVIP病棟に451平方メートル(約136坪)規模の国内最大の病室を準備している。この病室は、聖母病院では最大の279平方メートル(約84坪)の病室とその隣の172平方メートル(約52坪)の病室の壁を取って作られた。病室の規模が国内最大であるだけでなく、1日の利用料も400万ウォンを超え、最も高い。

16日のソウル光化門(クァンファムン)広場でのミサの最中や宿泊先(ソウル鍾路区宮井洞のローマ教皇庁大使館)で法王に健康問題が生じた場合、車で10分以内の距離にあるソウル大学病院の応急室に搬送されるという。韓国内の法王の健康問題は、カトリック中央医療院の姜武一(カン・ムイル)医療院長とカトリック大学医学部消化器内科の崔鍾栄(チェ・ジョンヨン)教授が総括する。2人が指揮する韓国人医療スタッフは、宮井洞付近のホテルで24時間待機する。

法王は、21才の時に肺炎にかかり、肺の一部を切除した。今でも気管支系が弱く、聖歌を歌うことができない。腰も良くないとされる。法王は2時間以上、光化門広場でミサを行い、韓国カトリックが運営する福祉施設コットンネへの訪問など国内で1000キロ移動しなければならない。