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朴大統領、与野党院内代表と初会合

Posted July. 11, 2014 03:53,   

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「憲政史上初の(女性)院内代表として記録された。再びお祝い申し上げる」(朴槿恵大統領)。

「初の女性大統領が誕生したので(初の女性院内代表も)あり得たと思う」(新政治民主連合の朴映宣院内代表)。

初の女性大統領と初の野党院内代表の初会合は、このようなやりとりで始まった。10日午前10時30分から1時間25分の間、大統領府接見室で行われた会合は和気あいあいとしながらも真剣だった。

温かい挨拶が交わされた後、議論に入った。朴院内代表は本格的な議論に入る前に、「心が痛まれても最後まで聞いていただきたい」と言った。そして、2期内閣の人事と人事聴聞会、セウォル号惨事の関連事案、金英蘭(キム・ヨンラン)法などの立法事項、南北関係などの懸案について準備した書面資料を見ながら述べた。大きく3つに分かれ、各項目が終わる度に朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が返事や意見を言う形で行われた。

朴大統領はどんな形であれ反応を示したと、新政治連合の朴範界(パク・ポムゲ)院内報道担当が伝えた。新政治連合内部では、「準備した内容をすべて朴大統領に言えるだろうか」という憂慮も少なくなかったという。しかし、朴院内代表は準備した資料をすべて消化し、朴大統領に言いたことを伝え、朴大統領はすべて聞いたという。新政治連合の院内関係者は、「朴院内代表は朴大統領の秘線問題については言及しなかった」と伝えた。

朴院内代表に同行した禹潤根(ウ・ユングン)政策委議長は、経済問題について意見を述べた。禹議長は、「国家財政の健全性と家計負債が危機的水準となり税収基盤が危うくなったのは、『富裕者減税』が主な原因だと考える」と述べた。これに対して朴大統領は特に返事をしなかったという。

会合は当初午前10時30分から11時15分まで予定されていた。しかし、議論が熱を帯び、午後12時近くまで続いた。与野党は事前に両院内代表の合同記者会見のほかには別途に記者会見をしないことで合意した。朴大統領は参加者4人に大統領府の模様が彫られた男性・女性用の時計を贈った。朴院内代表はハングルの模様が彫られたスカーフを直接選び、朴大統領に贈った。

新政治連合関係者は、「全体的に見て、満足できる会談ではなかった」としつつも、「朴大統領が先に定例会合を提案し、4大河川事業について『副作用を検討して対策を立てる』と言ったことは意味があると考える」と評価した。与党セヌリ党関係者は、「格調高い議論ができた」と会合を評価した。