Go to contents

「警察だが」と韓国系中国人から金品騙し取り、警察が50代男を拘束

「警察だが」と韓国系中国人から金品騙し取り、警察が50代男を拘束

Posted July. 04, 2014 09:34,   

한국어

今年3月12日、ソウル市江南区(カンナムグ)の江南駅。チン某容疑者(51・無職)は、駅舎の中で行き交う人々から、犯行対象を探していた。その時、チン容疑者が探すイントネーションの声が聞こえた。韓国系中国人のイ某氏(57・女)とキム某氏(50・女)だった。チン容疑者は2人に近づき、警察を象徴する「大鷲」マークのシールが張られた財布を見せ、「警察だが、身分証明書を見せてほしい」と要求した。二人は不法滞在者ではなかったものの、中国公安の威勢を思い出し、戸惑ってしまった。チン容疑者は2人に「罰金を払わないと、韓国から追放されかねない」と脅かした。結局イ氏とキム氏は、それぞれ50万ウォンをチン容疑者に渡した。

ソウル江南警察署は3日、2012年6月から先月11日まで警察官になりすまして、9人の韓国系中国人から計470万ウォンを騙し取った疑い(恐喝および公務員資格詐称)でチン容疑者を拘束したと発表した。警察によると、チン容疑者はソウル江南一帯の地下鉄駅舎の中で、洋服や言葉のイントネーションから判断し、犯行対象を探した。同種前科5犯のチン容疑者は、韓国系中国人たちが韓国の法律に詳しくないことを悪用していた。チン容疑者は警察の調査で、犯行に使った「大鷲」マークのシールは、地下鉄駅舎内の警察の巡邏箱から剥がし、自分の財布に張ったと供述した。