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プロバスケ、超大型FAキム・テスルがKCCへ移籍

プロバスケ、超大型FAキム・テスルがKCCへ移籍

Posted May. 16, 2014 09:02,   

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プロバスケットボールの自由契約選手(FA)の「最大魚」、キム・テスル(30、写真)がKCCのユニホームを着た。キム・テスルの元所属球団の人参(インサム)公社は15日、「キム・テスルと年報酬総額6億2000万ウォン(年俸5億ウォン+インセンティブ1億2000万ウォン)で5年間のFA契約を締結した後、KCCと1対2『サイン・アンド・トレード』で合意した」と発表した。人参公社はキム・テスルの代わりにKCCからカン・ビョンヒョン(29)とチャン・ミングク(24)をトレードすることになった。韓国バスケットボール連盟(KBL)の規定に従って、トレードは6月1日付けで施行される。

キム・テスルを望む球団は人参公社にサイン・アンド・トレードを要請した。元所属球団とのFA交渉締め切り期限(15日)が過ぎると、複数球団の入札競争でキム・テスルの報酬がさらに上がるのを懸念したためだ。人参公社としてもキム・テスルの補償選手(FAを含めて保護選手4人を除外)をトレードすることより、サイン・アンド・トレードが戦力補強に有利と判断した。人参公社はカン・ビョンピョン(193センチ)を迎え入れることで、パク・チャンヒ(189.5センチ)と共に長身ガード陣を構成できるようになった。長身シューターのチャン・ミングク(199センチ)もカン・ビョンヒョンと共に外郭で活力を吹き入れるものと期待される。

「選手生活にターニングポイントを与えたい」と話したキム・テスルは、KCCで優勝に挑戦できるようになった。正統ポイントガードの系譜を受け継ぐキム・テスルは、シューティング・ガードのキム・ミング、パク・キョンサンらと呼吸を合わせる。KCCは7月、河昇鎭(ハ・スンジン、221センチ)も公益勤務から召集解除され、チームに加わる予定だ。引き抜き運の良い許載(ホ・ジェ)KCC監督が今度の新人ドラフトで高麗(コリョ)大学のイ・スンヒョン(197センチ)まで獲得できるかも関心を集めている。

最高のポイントガードとして00年代を風靡した三星のキム・スンヒョン(36)は、同日、引退を宣言した。三星は、「ガードのキム・スンヒョンとファン・ジンウォン(36)が15日引退を決定した」と話した。キム・スンヒョンは、01年、新人ドラフト1ラウンド3順位でオリオンズに入団し、同年、新人王と正規リーグ最優秀選手(MVP)に輝き華麗にデビューした。同氏は昨シーズンまで12シーズン通産507試合に出場して試合当たり平均10.6得点、3.1リバウンド、6.9アシスタント、2インターセプトを記録した。

一方、3年間韓国プロ野球を牽引した韓善教(ハン・ソンギョ)KBL総裁も15日、ソウル江南区論峴洞(カンナムグ・ノンヒョンドン)のKBL社屋で記者会見を開き、「韓国のバスケットボールの更なる発展のため、再選挑戦を諦めて退く」と話した。韓総裁の任期は来月30日までで、KBLの定款によると、現総裁の任期満了1ヵ月前まで後任を選出することになっている。新任総裁としては金仁圭(キム・インギュ)元KBS社長や金永基(キム・ヨンギ)元KBL総裁らの名前が上がっている。