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朴大統領、「安全分野に優先的に予算配分を」と指示

朴大統領、「安全分野に優先的に予算配分を」と指示

Posted May. 02, 2014 07:33,   

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朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は1日、安全に対する国家の枠組みを変えることに優先的に予算を配分し、人員と予算を重点に支援するよう指示した。セウォル号惨事後、国家政策において安全分野を最優先に置くという点を明確にしたのだ。

朴大統領は同日、大統領府で国家財政戦略会議を開き、各省庁にすべての安全関連予算と業務を徹底的に再検討するよう指示した。国家財政戦略会議は、来年度の予算編成に先立ち、向こう5年間の国家財政の方向性を議論する会議だ。

朴大統領は、「予算配分の優先順位は、事故収拾と復旧よりも事前予防を中心に変えなければならない」とし、「施設などのハードウェアだけでなく、専門家の育成、マニュアルの作成、教育訓練などのソフトウェアにも十分な投資が必要だ」と強調した。財政運用の原則として、△財政健全性の維持、△省庁間の談合的予算配分の禁止、△景気回復傾向の維持などを提示した。

朴大統領は、「高齢化による福祉支出の急増や北朝鮮の急変可能性などを考慮し、今後財政健全性の維持に特段の努力が必要だ」と強調した。また、「全体の予算規模が大きくても細かく分けると現場での体感度が落ちる」とし、「政府省庁間が談合式に予算を配分することで予算投入の効果を落とすことがあってはならない」と述べた