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「南北関係の進展に必要なら会う」 朴大統領、CNN会見で南北首脳会談に言及

「南北関係の進展に必要なら会う」 朴大統領、CNN会見で南北首脳会談に言及

Posted January. 15, 2014 03:43,   

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朴槿恵(パク・クンへ)大統領は14日、北朝鮮の韓国挑発の可能性について、「あまりにも不測な状況であり、我々の安保体制を頑丈なものにし、国民の安全を保護することを最優先する」とし、「(北朝鮮からの)挑発に対し、極めて断固とした姿勢で対処する考えであり、それは明白なことだ」と話した。

朴大統領は、米CNN放送とのインタビューで、「北朝鮮は不測の国だが、(張成澤処刑後)不安定さがさらに増したのは事実だ。韓半島や北東アジア情勢の不安定さがさらに深刻化するのではないか懸念している」とした上で、このように話したと、同放送は報じた。CNNとのインタビューは13日、大統領府の接見室で行われた。

朴大統領は、「張成澤処刑事件から見て、金正恩(キム・ジョンウン)の統治力が確かなものだと見ているか、それとも権力掌握力が弱いと見ているか」という質問に対し、「両方とも可能性がある。張成澤の粛清で(金正恩の)掌握力が強まることもありうるが、それは一時的なものかもしれないし、結果的に、さらなる弱体化の結果をもたらすこともありうる」と話した。

金正恩との南北首脳会談の推進如何について、「会談のための会談ではなく、なにか実質的な南北関係の進展や平和増進のために必要なら会うべきだ」と強調した。国内の政治的状況を考慮するより、北朝鮮が南北関係の改善のため、真剣さを示す時、首脳会談を推進することもありうるという意味として受け止められる。

朴大統領は6日、国内外向けの新年の記者会見後、ブルームバーグ通信を皮切りに、CNN放送やインド国営放送のDD1TVなど、外国メディアと次々とインタビューをしてきた。北朝鮮や日本問題を国際社会に積極的に知らせ、国際的協力を引き出すための「インタビュー外交戦」を繰り広げているという見方が出ている。朴大統領は15日、インドやスイスへの国賓訪問のために出国し、23日帰国する。