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抑留米国人の謝罪文を公開 北朝鮮が解放手続きか

抑留米国人の謝罪文を公開 北朝鮮が解放手続きか

Posted December. 02, 2013 03:26,   

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北朝鮮が先月30日、平壌(ピョンヤン)に抑留中の米国人メリル・ニューマン氏(85)が作成したという謝罪文を公開した。朝鮮中央通信は同日これを報道し、「ニューマン氏の朝鮮に対する敵対行為は様々な証拠によって立証され、彼は自分のすべての罪を認めて謝罪した」と明らかにした。北朝鮮メディアは、ニューマン氏がホテルのような場所で謝罪文に拇印を押し、肉声でこれを読み上げる写真と映像を放送した。

朝鮮中央通信は彼の「犯罪」について、「祖国解放戦争(韓国戦争)の時、九月山(クウォルサン)一帯で偵察、破壊行為を行なったスパイやテロ分子の一味を捜し出し、南朝鮮の反共和国謀略団体である『九月山遊撃軍戦友会』と結びつけようとした」と主張した。ニューマン氏が北朝鮮に残っている戦友会家族の生死と連絡先を観光案内員に問い合わせた事実を問題視したのだ。

北朝鮮の謝罪文の公開は、心臓を病んでいる高齢の米国人を長期抑留して国際社会の非難が高まることを重荷に感じ、解放の手続きを踏んでいると見られる。