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SBSドラマ「相続者たち」、「学校内暴力を美化」と批判の声

SBSドラマ「相続者たち」、「学校内暴力を美化」と批判の声

Posted November. 06, 2013 03:31,   

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「メロドラマのサブ男主(助演級の男子主人公)をこんなキャラクターにするなんて。こんな子がヨジュに会って、過ちを改めて自ら善人になるというふうに作るつもりですか」(コミュニティ82クックの書き込み)

SBS水木ドラマの「相続者たち」をめぐって学校内暴力サークルのイルジン(一陣)を美化するのではないかという批判が起こっている。「相続者たち」は、最上流層の子どもが通うジェグク高を背景に貧しい女子主人公のチャ・ウンサン(パク・シンヘ扮)と財閥2世の男子主人公のキム・タン(イ・ミンホ扮)のロマンスを描いたドラマ。

問題はチャ・ウンサンを間においてキム・タンと競争する主演級助演のチェ・ヨンド(キム・ウビン扮)がイルジンだが、なかなか魅力的であること。キム・タンもかつてはイルジンだった。先月24日の放映分にはヨンドが社会的配慮対象者(社配者)選考で入学した生徒をいじめながら、「これからもずっとこうなるのだ。我々がお前の雇用主になるんだから」と話した。

ネットユーザーは、「社配者選考の入学生をイジメと暴力の対象に描いたのは度が過ぎた」「被害者の痛みよりは加害者の魅力がさらに浮き彫りになった」と批判した。一方では、「ドラマの中の学校で起こる暴力と差別は、現実の大人の世界に対する喩えであって、暴力を正当化するという評価は誇張された」という主張も出た。