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大田でも口蹄疫、2度のワクチン接種後も「陽性」判定

大田でも口蹄疫、2度のワクチン接種後も「陽性」判定

Posted February. 16, 2011 07:59,   

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ワクチンを接種したのみ関わらず、大田(テジョン)市で口蹄疫が発生した。これを受けて、沈静化に向かっていたと見られた口蹄疫が、再び流行するのではないかと懸念する声が出ている。

農林水産食品部(農食品部)は15日、大田市東区下所洞(トング・ハソドン)の豚農場から届け出があった口蹄疫疑い豚に対する精密調査の結果、陽性と判明したと明らかにした。口蹄疫感染例は、7日に釜山市沙河区(プサンシ・サハグ)の豚農場が最後だった。

今回感染が発生した大田市の農場は、先月30日に1回目、今月5日に2回目のワクチン接種を終えている。ワクチンを接種したにも口蹄疫が発生したことに対して、農食品部の関係者は「ワクチンを接種したからと言って100%口蹄疫に感染しないわけではない」とし、「数日前から疑い症状があったことなどから、忠清南道(チュンチョンナムド)など周辺の口蹄疫発生地域からウィルスが流入したものと見て、疫学調査を行っている」と話した。この農場では、11日から豚100頭あまりが死んだ。

防疫当局は、口蹄疫の拡散を防ぐため、同農場の豚2100頭あまりを全部殺処分することにした。

大田市でも口蹄疫が発生したことで、口蹄疫発生地域は全国10の市・道と70の市・郡・区に増えたが、一方で感染していない広域自治体は、ソウル市、蔚山(ウルサン)市、光州(クァンジュ)市、全羅(チョルラ)南北道、済州(チェジュ)道の5地域に減った。殺処分した家畜は計333万3496頭に上る。



alwaysj@donga.com