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米ホワイトハウス「北朝鮮、言葉でなく行動だ」

米ホワイトハウス「北朝鮮、言葉でなく行動だ」

Posted December. 23, 2010 02:58,   

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米ホワイトハウスは、北朝鮮核問題を話し合う6者協議の再開する前に、まず北朝鮮が非核化の義務を順守し、好戦的な行動を中断すべきだと明らかにした。北朝鮮の融和ジェスチャーにもかかわらず、具体的な行動を伴わず、言葉だけでやることについては信頼しないことを明確にしたものだ。

ホワイトハウスのロバート・ギブズ報道官は21日の定例ブリーフィングで、北朝鮮核問題を話し合う6者協議を再開について問う質問に、「6者協議は北朝鮮が行動を変える意志を示すとき再開されるだろう」と述べた。同報道官は、また「われわれは、部屋の交渉テーブルに座って、6者協議を再開したという良い気持ちになるために6者協議を開くようなことはしない」と言い、「北朝鮮が彼らの義務の順守に真摯になるならば、その時6者協議の再開を考えることができる」と話した。

しかし同報道官は、「北朝鮮がこの数週間見せた好戦的な行動は、責任ある方式で6者協議を再開する若干の準備でも整ったという確信を誰にも見せていない」と話した。その上で、「北朝鮮に6者協議を再開する準備が整えば、そのとき、世界は必要なことをする準備を整えるだろう」とし、「しかし今は北朝鮮の行動が、言葉ではない行為が裏付けられるべきだ」と強調した。さらには「北朝鮮は、自分たちの義務を順守するためのするべきことを良く知っている」とし、「世界は北朝鮮がそうするのか待っている」と話した。

このようなホワイトハウス当局者の発言は、北朝鮮がビル・リチャードソン・ニューメキシコ州知事に対して、国際原子力機関(IAEA)査察団の訪朝を受け入れ、使用済み燃料棒1万2000本を海外に搬出する意向を表明したにもかかわらず、北朝鮮が核開発活動を中断しない限り、北朝鮮を信頼するわけにはいかず、対話する用意がないことを明確にしたものだ。

ギブズ報道官は、さらに「オバマ大統領がリチャードソン知事に会う計画があるのか」という質問に、「リチャードソン知事は、プライベートの旅行をしたのだから、オバマ大統領が彼に会う予定はない」と話した。

韓国軍の延坪(ヨンピョン)島での射撃訓練に対するオバマ大統領の反応については、「韓国は米国の最も重要な同盟国の一つであり、われわれは韓国の行動を全面的に支持し、北朝鮮の好戦行為に対処するために手を携えて引き続き協力するだろう」と述べた。

オバマ大統領は同日、ロシアと新しい戦略兵器削減協定(START)の通過のために協調を求めるため、一部の共和党議員に宛てた書簡で、自身がこの数日間、ロシアと北朝鮮の好戦的行動について憂慮を示したことを公開したという。

一方、クローリー米国務省次官補(広報担当)は同日の定例ブリーフィングで、「北朝鮮がIAEA査察団を北朝鮮に復帰させる意向があるのならば、リチャードソン知事に対して言うのではなく、天野之弥IAEA事務局長に言うべきメッセージだ」とし、「北朝鮮が国際機関と対話する用意があるなら、IAEAと連絡を取る方法を知っているし、天野事務局長の電話番号も知っている」と話した。



yhchoi65@donga.com