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ユ・ジェソク、朴ミョンスが時代劇に出演した理由は?

ユ・ジェソク、朴ミョンスが時代劇に出演した理由は?

Posted January. 16, 2008 07:26,   

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KBS1TVの時代劇大河ドラマ「大王世宗(セジョン)」が人気を集めていることから、MBCとSBSの時代劇が「変則作戦」で対抗している。

「大王世宗」は、放送の最初週である5、6日、平均視聴率22.6%(AGBニルスンメディアリサーチ集計)となっており、2度週目には21.7%を記録している。

それに対し、MBC「怡山(イサン)」とSBS「王と私」の7、8日の視聴率は一週間前に比べ、それぞれ1.4ポイント、0.2ポイント下落となった。全体視聴率順も1ランク、3ランクずつ低下した。

放送時間帯は異なるが、放送局の看板ドラマである時代劇で初回からKBSに先制される格好になるや、MBCとSBSはとっておきの手を使っている。

14日と15日放映されたMBC「怡山」には同放送局の人気バラエティ番組である「無限挑戦」の出演者らがカメオとして登場した。

ユ・ジェソク、朴ミョンス、ハハなど、無限挑戦のMCらが韓服(ハンボク=韓国の伝統衣装)にサントゥ(朝鮮時代の成人男性の髪形)姿で酒幕(チュマク、韓国版赤ちょうちんにあたる)のお客さん、駕篭かき、下級官員などの役に扮し、短く画面に登場したのだ。

これら無限挑戦メンバーらの出演は、ドラマのネットサイトと12日放映された「無限挑戦」を通じて予告された。14日「怡山」の視聴率は28.3%で先週より0.6ポイント上がった。

ところが、インターネットの書き込み欄に寄せられた視聴者の反応は分かれている。「重厚な時代劇にコメディ要素が加わって面白かった」(李キョンファ)という肯定的な評価があるのに対し、「既存のコメディリリーフ系脇役だけでも十分なのに、コメディアンまで登場させてがっかりした」(チョ・キョンヒ)という批判の声も多かった。

間違い絵さがしのように「無限挑戦」メンバーらを探すのに気をとられ、肝心のドラマの展開は読めなかったという指摘もあった。

演出者の交代や暴行事件など不祥事がかさなり、低調な視聴率が続いているSBSの「王と私」は、元来の趣旨とは違って王宮内の女性たちが王の子孫を産むための暗闘を繰り広げる変則内容を、最後の切り札として使っている。同ドラマは、放送開始当時「刺激的な愛を求める時代に犠牲的な愛と忠節を守り抜いた人間の姿を描いていく」という企画意図を明らかにしている。

「王と私」の15日の放映分は、芸者を寵愛する王の顔にキズをつけた後宮の物語を流した。視聴者の書き込み欄には「第1話から欠かさず視聴したけど、次第に不倫ドラマみたいになってしまってがっかりしている」(朴ヒャンラン)などの批判が相次いでいる。



sohn@donga.com