統一部「北に是正を要求」…北朝鮮は「韓国が過ちを認めた」

金剛山（クムガンサン）で開かれた第１３回南北離散家族再会の韓国側共同取材団が北朝鮮側の取材制限と記者への脅迫のために取材を中断して撤収したことと関連して、韓国政府が北朝鮮側に「謝罪」をしたかどうかをめぐり、論議になった。

北朝鮮の朝鮮中央通信は２３日、「韓国側記者団が、我々をひどく刺激する挑発行為を敢行したことについて、韓国側団長が書面で過ちを認めて遺憾を表明した点に留意し、第２陣の再会も予定どおり進行することにした」と報じた。

しかし統一部当局者は２４日、ブリーフィングを通じて「謝罪し過ちを認めたのではなく、遺憾を表明した」と説明した。同当局者は、「個別再会が遅れた２１日午前、再会行事の責任を負う行事団長として、行事進行が遅れている意図せぬ状況が起きたことに対して、（書面で）遺憾を表明した」と付け加えた。

しかし、「遺憾」表明だとしても、李鍾奭（イ・ジョンソク）統一部長官が２３日に、「北朝鮮側の態度が、南北関係の発展に役に立たず、人道主義の精神にも合わないという点を強調し、是正を求めた」と強調したこととはかけ離れた対応であり、政府が再び北朝鮮に対して低姿勢を取ったのではないかという指摘が提起された。

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