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李承鎏、チーム紅白戦で最多打点

Posted February. 17, 2004 23:26,   

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「国民打者」李承鎏(イ・スンヨブ、28、千葉ロッテ・マリーンズ)の威力は実戦でより輝く。

キャンプが峠を越えた17日、日本・鹿島で行われた初の紅白戦。赤チームの4番指名打者として出た李承鎏は7回、中継ぎのプロ5年目谷投手の真ん中直球を引きつけて狙い右中間オーバーの3点本塁打を放ったのをはじめ、2塁打二つを含む7打数4安打7打点の離れ業を演じて見せた。

10回まですすんだ試合で8イニングだけ出た李承鎏の打数と打点が多かったのは、同日の紅白戦がシミュレーション試合(予め走者を出し、イニング当たりアウトカウントも三つ以上)の性格を帯びていたためだ。李承鎏は走者1、2塁状況で迎えた3回と7回の2回のシミュレーション打席で本塁打と左翼線2塁打を飛ばし、やはりチャンスに強いことを再確認した。7打点は両チームの最多打点。

李承鎏は、「日本での初の実戦試合だったので初打席では必ず安打を打たなければならないと思った。幸いに1回で右前打を打つことができて、試合は順調に進んだ。練習試合なのでたいした意味があるとは思わないが、最近、打撃感覚がとても良いので、このコンディションを開幕まで維持できるよう努力する」と感想を述べた。

李承鎏はまた、相手投手が全力投球する初の実戦形式の試合をしてみて、「身体の近くに来る直球と上から落ちる変化球が脅威的だったが、打てない球ではなかった」と語った。

これについて李承鎏の日本側エージェントである金基柱(キム・キジュ)氏も、「李承鎏が初の実戦試合で本塁打と長打を飛ばし、ボビー・バレンタイン監督から好評を得るだろう」と話した。

一方、李承鎏と1塁手の定位置を競っている福浦は、白チームで先発するだろうという予想とは異なり、李承鎏と同じ赤チームの3番1塁手として4回まで出場、3打数2安打を記録した。



張桓壽 zangpabo@donga.com