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韓国の被害は少なかった…ハッキング大会開始日

韓国の被害は少なかった…ハッキング大会開始日

Posted July. 06, 2003 21:42,   

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正体不明のハッカー団体によって6日午後3時、国際規模のハッキング大会が開始されたが、韓国には大きな影響を与えなかったことが明らかになった。

情報通信部(情通部)によると、同日午後4時40分現在、韓国内でハッキングされたウェブサイトは、普段(11)より少ない4サイトだった。

情通部の金ジョンウォン情報通信基盤保護対応チーム長は「ハッキング大会が行われるという情報を入手した金融機関や政府省庁、各企業などの電算担当者がすばやく対応したため、休日であるにもかかわらず平日より被害が少ない」とし、「しかし、同大会が終了するまで安心は禁物」と述べた。

一方、同大会を主催したディフェイサー(defacers-challenge.com)側は午後4時ごろ、急に規則を変更して「7日の午前6時(韓国時間)まで大会を延長する」と発表した。

ディフェイサーのサーバーはエストニアにあることがわかっているが、運営者が誰かについては未だに明らかにされていない。

毎年、ハッカー組織によってこのようなハッキング大会が数回にわたって行われているが、ハッカーがウェブサイトに進入したという証拠さえ残せば成績を認めていたため、該当ウェブサイトは目に見える被害を被ってはいなかった。しかし、今大会は「初期画面を変造しないとハッキング成功と認めない」という規則を立て、各業界を緊張させている。

ハッキングを防ぐためには、管理者のパスワードに特殊文字を混ぜてできる限り長くし、インターネット(www.certcc.or.kr)でハッキング防止パッチファイルをダウンロードしてインストールすればよい。ハッキングされたら118(情報保護振興院)に電話をかけて技術的な支援を要請することもできる。



羅成鎏 cpu@donga.com