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日本の新元号は「令和」、典拠は日本の古典「万葉集」

日本の新元号は「令和」、典拠は日本の古典「万葉集」

Posted April. 02, 2019 08:53,   

Updated April. 02, 2019 08:53

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皇太子徳仁親王(59)が第126代の天皇に即位する5月1日から使われる元号が「令和」に決定された。令和には「一人一人の日本人が、明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせる」という意味が込められている。

菅義偉官房長官は1日、現在の元号「平成(1989年1月~2019年4月)」に代わる新元号が「令和」であると発表した。新元号は、新天皇が公式に即位する来月1日午前0時から使われる。日本政府は突然の元号変更が国民生活に混乱を招かないよう新天皇の即位1ヵ月前に発表した。

日本史上、248番目の元号である「令和」は、最古の和歌集である「万葉集」が典拠となった。万葉集は7~8世紀後半にかけて編まれた。庶民から貴族まで幅広く詠んだ歌を集めたものだ。

「令和」は、万葉集にそのまま表記されてはいない。万葉集の梅の花の歌の序文には、「初春の令月にして気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」という内容がある。ここから「令」と「和」を取ってつくられた。新しい言葉なので「慣れない」という反応もあった。

安倍晋三首相は元号を発表した後、記者会見で、「厳しい寒さの後に、春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい、との願いを込め、令和に決定しました」と話した。

元号を中国の古典でなく日本の古典から引用したのは初めて。安倍政権の支持基盤である保守層は、日本の古典から引用するよう求めていたが、これに応えたのだ。安倍氏は、「わが国は歴史の大きな転換点を迎えていますが、いかに時代が移ろうとも、日本には決して色あせることのない価値があると思います。今回は、そうした思いの中で、歴史上初めて国書を典拠とする元号を決定しました」と説明した。

新元号の発表で日本列島は揺れた。首相官邸の公式ツイッター中継を46万人が視聴した。NHKは、ユーチューブの中継を見た視聴者が21万人だと伝えた。朝日新聞や読売新聞など日本の主要紙は号外を発行した。令和を表記したキャンディ、令和に替えたカレンダーなど、新元号を掲げた商品も溢れ出た。


東京=パク・ヒョンジュン特派員 lovesong@donga.com