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米国から導入した最後の艦艇「平沢艦」、28日に退役式

米国から導入した最後の艦艇「平沢艦」、28日に退役式

Posted December. 28, 2016 08:24,   

Updated December. 28, 2016 08:27

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海軍は27日、20年近く領海で救助艦として活躍した「平沢(ピョンテク)艦」(2400トン)の退役式を28日に慶尚南道(キョンサンナムド)の鎮海(チンヘ)軍港で行うことを明らかにした。平沢艦は韓国海軍が米海軍から最後に導入した艦艇だ。

平沢艦は1968年に英国で建造され、米海軍で1972年から1996年まで「ビューフォート」という艦名で運用された後、退役した。韓国海軍に1997年に導入され、沈没・座礁船舶の救助や艦艇の曳行、港湾・水路の障害物の除去などの任務を遂行した。2007年の泰安(テアン)油流出事故、2010年の天安(チョンアン)艦引き揚げ、2014年のセウォル号行方不明者の救助・捜索作戦にも投入された。減圧チャンバーを具備し、済州(チェジュ)の海女の減圧病(潜水病)治療の支援活動も行った。

平沢艦艦長のムン・ジョンファ中佐は、「平沢艦は海軍救助作戦の歴史を変えた。将兵たちの大切な戦友として永遠に記憶されるだろう」と話した。平沢艦は退役後、内部の改造を経て姉妹都市の京畿道(キョンギド)平沢市に2018年に寄贈され、安保体験に活用される。



尹相虎 ysh1005@donga.com