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日本脳炎、10月は40代以上に注意報

Posted September. 27, 2016 08:54,   

Updated September. 27, 2016 09:03

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主に子供がかかる病気と言われていた「日本脳炎」の患者が、寧ろ中高年層に集中していることが、調査の結果明らかになった。

26日、東亜(トンア)日報が国民健康保険公団と共に、2006~2016年の上半期の国内日本脳炎疾患患者(計232人)を年齢別に分析した結果、50代患者がなんと33.2%(77人)もいた。日本脳炎とは、日本脳炎ウイルスに感染した「アカイエカ」が人に感染させ、脳神経を破壊する伝染病だ。

40代の患者も同様に21.1%(49人)で、2番目に多かった。すなわち、日本脳炎にかかる人間の半分は、40代や50代の中高年であるという意味だ。また、40代を基準に、その前後の年代を比較した結果、40代以上が全体患者の78.9%もあった。一方、9歳未満の患者は8.6%(18人)、10代の患者は4.7%(11人)に止まった(表参照)。いざ、20歳以下の患者は少数に過ぎなかった。

これまで、国内で日本脳炎は15歳以下の子供たちに多く発生する病気と言われてきた。そのため、予防接種も主に乳幼児や小児を中心に行われてきた。特に日本脳炎は、蚊の多い10月に頻繁に発生するだけに、秋に健康への注意が求められると専門家らは指摘している。かつて、予防接種歴のなかった40代50代の大人は、日本脳炎の予防接種を受けたほうがよいという。



김윤종기자 キム・ユンジョン記者 zozo@donga.com