Go to contents

共に民主党、落選した前議員を国家公務員に任命

共に民主党、落選した前議員を国家公務員に任命

Posted June. 25, 2016 07:21,   

Updated June. 25, 2016 07:31

한국어

第20代総選挙で落選した野党「共に民主党」の前議員の辛正勲(シン・ジョンフン)氏と金成柱(キム・ソンジュ)氏が、国会が同党に配分した特別職国家公務員に任命されたことが24日、分かった。特別職は各党が自律的に決めるのが慣例だが、前議員が特別職を担うのは異例のこと。

同党の禹相虎(ウ・サンホ)院内代表はこれに先立ち9日、前回総選挙で初当選した両氏を自分の「全羅道(チョルラド)特補」に任命した。問題は、両氏が国会法上、交渉団体政策研究委員に登録され、国民の税金で給料を得ることになる点だ。辛前議員と金前議員はそれぞれ少なくとも年間8736万ウォン(1級)、7465万ウォン(2級)を支給されることになる。

党内外からは、「国会の業務を行うわけでもなく、国民の税金で自分の政治をするのではないか」という批判も出ている。国会規則によると、政策研究委員は党所属議員の立法活動を補佐しなければならない。禹院内代表側は、「院内代表を補佐し、会議の出席などを通じて全羅道政策づくりをしており、問題になることはない」と主張した。国会事務局関係者は、「2人が資格基準を満たしており、任用には問題がない」と話した。



차길호기자 チャ・ギルホ記者 kilo@donga.com