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現代自の新しいモビリティ、「スマート仁川」を載せて走る

現代自の新しいモビリティ、「スマート仁川」を載せて走る

Posted February. 18, 2020 08:04,   

Updated February. 18, 2020 08:04

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現代(ヒョンデ)自動車の新しいモビリティソリューション事業が国家公募事業に選ばれ、競争力を認められた。現代自は、従来の交通手段とも連携したモビリティ事業をもって、都心の交通問題の解決に積極的に乗り出す計画だ。

現代自は、仁川(インチョン)広域市とコンソーシアムを立ち上げて行った「仁川eウム」事業が、国土交通部の「スマートシティチャレンジ本事業」の対象者に最終的に選ばれたと、17日明らかにした。「スマートシティチャレンジ」とは、民間のアイデアと自治体の行政力を融合して、都心の交通、環境、安全性の問題を解決する新しいモデルを作る事業だ。

昨年、6つの予備事業の自治体を選定した国土部は、1年余りのモデル事業を経て、同日、仁川市と大田(テジョン)広域市、富川(プチョン)の3カ所を最終的に本事業の対象者として確定した。

現代自と仁川市のコンソーシアムは、昨年12月から永宗(ヨンジョン)国際都市で乗客が呼び出せば、リアルタイムで経路を生成して配車する需要応答型バス「I-MOD(アイ-モード)」の試験サービスを2ヶ月間運営した。また、電動キックボードを活用したマイクロモビリティサービス「I-ZET(アイ-ジェット)」も、永宗島雲西洞(ウンソドン)の一帯で試験運営した。

これらの事業が、拡散の可能性と革新性、社会・経済的期待効果の部門で高い評価を受けたことが知られている中、現代自-仁川市のコンソーシアムは今後、サービスエリアを松島(ソンド)国際都市と南東(ナムドン)国家産業団地、黔丹(コムダン)新都市などの公共交通機関の脆弱地域に拡大する計画だ。また、電車やバス、タクシーなどを統合連携した社会参加型マルチモビリティ(Multi-modal)サービス事業も推進する。池永朝(チ・ヨンジョ)現代自戦略技術本部社長は、「一回限りではなく、持続可能なサービスを通して仁川市が人間中心のスマートシティになるように貢献したい」と明らかにした。


金道炯 dodo@donga.com