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北朝鮮、「脱北を誘引しようと南の予算を増やした」と非難

北朝鮮、「脱北を誘引しようと南の予算を増やした」と非難

Posted September. 23, 2019 08:11,   

Updated September. 23, 2019 08:11

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米朝実務交渉の再開を控えて、北朝鮮のメディアがしばらく控えていた韓国政府への非難に出た。

北朝鮮の労働党機関紙労働新聞は22日、情勢論の解説で「南朝鮮当局は朝鮮半島(韓半島)情勢の悪化の責任から絶対に逃れることができない」と主張した。この新聞は今月初め、ソウル安保対話で李洛淵(イ・ナギョン)首相が、「対話の軌道を維持している」と明らかにし、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官が「北朝鮮が短距離弾道ミサイルを発射し、韓半島の緊張を高めるなど、まだ多くの難関が置かれている」とした発言を伝えた後、「ずうずうしい態度だ」と非難した。

同日対外宣伝メディア「やまびこ」は、統一部の2020年度の予算案で脱北者定着支援関連予算が「150%増加」したとし、「私たちの住民をもっと誘引して拉致し、反共和国対決騒動に使おうとする下心を露骨に表わしたものだ」と主張した。しかし、統一部が先月説明した来年度予算案によると、脱北者定着支援予算は1031億ウォンで、「南北統合文化センター」が今年11月に完成されることによって、今年より43億ウォンが減少した。


申나리 journari@donga.com