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KBOリーグ出身のメリル・ケリー、メジャーリーグデビュー戦で勝利投手に

KBOリーグ出身のメリル・ケリー、メジャーリーグデビュー戦で勝利投手に

Posted April. 03, 2019 08:40,   

Updated April. 03, 2019 08:40

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KBOリーグのSKで大活躍した後、メジャーリーグに進出したメリル・ケリー(31=アリゾナ・ダイヤモンドバックス、米国、写真)がメジャーリーグデビュー戦で先発勝利を挙げた。

ケリーは2日に本拠で行われたサンディエゴ・パドレス戦に先発登板し、6回5安打3三振3失点で勝利投手になった。ケリーの好投でアリゾナはサンディエゴに10-3で勝ち、2連敗から抜け出した。

ケリーには忘れられない勝利だ。2010年にメジャーリーグ新人ドラフトでタンパベイ・レイに8巡目に指名を受けたケリーは、この日初めてメジャーリーグの公式戦マウンドに立った。長年マイナーリーグを転々としていたケリーは、2015年に年俸30万ドル(約3億4000万ウォン)で韓国舞台に飛び込んだ。

KBOリーグ進出年に11勝を挙げたケリーは昨年、SKの韓国シリーズ優勝をけん引した。KBOリーグでの4年間の通算成績は48勝32敗、防御率3.86だった。

アリゾナとマイナリーグ拒否権が含まれた契約を結んで凱旋したケリーは、オープン戦序盤は振るわなかったが、この日の公式戦デビュー戦では気後れすることなく5回まで無失点を記録した。ケリーに続いて7回からジョン・デュプランティアがメジャーリーグマウンドに初登板し3回無失点でセーブを挙げた。米国のフォックススポーツ・アリゾナは「MLB史上、1チームでデビュー戦を行った投手たちがそれぞれ勝利とセーブを挙げたのはケリーとデュプランティアが初めて」と伝えた。

先発投手5人が1度ずつ登板したアリゾナで、ケリーは唯一クオリティースタートを記録した。


金培中 wanted@donga.com