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フェデラーがツアー通算100勝達成、史上2人目

フェデラーがツアー通算100勝達成、史上2人目

Posted March. 04, 2019 07:31,   

Updated March. 04, 2019 07:31

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帆船のイメージをしたトロフィーを受け取った「テニス皇帝」ロジャー・フェデラー(38=スイス、写真)の顔には笑みが広がった。世界プロテニス(ATP)ツアーで通算100勝目を挙げた後のことだった。フェデラーは、「長い、美しい旅だった。自分の夢が叶った。今後どれだけもっと達成できるのか自分も気になる」と感慨深げに語った。

世界ランキング7位のフェデラーは3日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで行われたドバイ選手権シングルス決勝で世界11位のステファノス・チチパス(ギリシャ)を2-0(6-4、6-4)で下した。

これでフェデラーは、自身が20歳で、この日対戦したチチパスが生後30ヵ月だった2001年2月にミラノで行われたインドア大会で初勝利を挙げて以来19シーズンぶりに100勝達成という金字塔を打ち立てた。

ATPツアーで100勝を達成したのは、通算109勝を記録したジミー・コーナズ氏(67=米国)に次いで2人目。コーナズ氏は1983年の全米オープンで「センチュリークラブ」入りした。

フェデラーの100勝は量と質の両面で非の打ち所がないと評される。フェデラーは2001年から2005年まで過去最多に並ぶ15年連続でトロフィーを掲げた。主要四大会で男子では過去最多となる20勝を挙げた大舞台体質だ。フェデラーは、徹底した孤児管理で30歳の誕生日以降のツアーで33回も優勝を果たした。

これからの関心は、フェデラーがコナーズ氏の最多記録を超えられるかに集まる。最近の記録を見ると、不可能なことでもない。復帰した2017年に7勝を挙げたフェデラーは、昨年4勝を記録した。コナーズ氏は「三桁優勝者クラブ入りを歓迎する。これまで一人だったので寂しかったんだけど、同伴者ができた」と祝福のメッセージを送った。


金鍾錫 kjs0123@donga.com