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斗山、新しい正捕手を巡るポジション争いが激化

斗山、新しい正捕手を巡るポジション争いが激化

Posted December. 18, 2018 09:09,   

Updated December. 18, 2018 09:09

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「最近、斗山(トゥサン)の捕手たちは表情を読まれまいと努めていますね」。最近プライベートな席で会ったプロ野球関係者が伝えた斗山内部の雰囲気だ。

斗山は先週、自由契約選手(FA)のヤン・ウィジ(31)を引き止めるのに失敗した。2010年以降9年間、斗山の正捕手として活躍したヤン・ウィジは4年125億ウォンでNCに移籍した。ヤン・ウィジを「代替不可選手」と見て、彼を残留させるために全力で交渉に臨んだ斗山にとっては手痛い損失だった。

それから数日も経っていないが、斗山は早くも衝撃から抜け出している様子だ。斗山の関係者は、「ヤン・ウィジの移籍で攻撃力は多少弱くなるだろう。だが、守備面ではヤン・ウィジに代わる人材は十分だ」と話した。

真っ先に挙げられるのは、この数年間ヤン・ウィジのバックアップとして活躍してきたパク・セヒョク(28)だ。ヘッテの強打者として活躍したパク・チョル斗山打撃コーチの息子であるパク・セヒョクは、今年89試合に出場し、打率.282、3本塁打、22打点を記録した。2016年と2017年にも、それぞれ87試合と97試合を消化し、経験は十分積んでいる。

斗山は昨年4月、控え捕手だったチェ・ジェフンをハンファにトレードさせたが、その背景にはパク・セヒョクという頼れる要員がいたからだ。チェ・ジェフンは現在、ハンファの正捕手だ。キム・テヒョン斗山監督は、「パク・セヒョクは、いつでも主力としてプレーできる選手だ」と評価している。

チャン・スンヒョン(24)は、成長可能性では高い評価を受けている。太平洋と現代などで捕手として活躍したチャン・グァンホ元コーチの息子のチャン・スンヒョンは、警察庁服務を終え、昨年のシーズン終盤にチームに復帰した。1軍では1試合にも出れなかったが、昨年11月に開催された第1回アジア選手権代表にも選出されている。今年は20試合で打率.385(13打数5安打)をマークしている。

三星(サムスン)で控え捕手として活躍したイ・ホンリョン(29)も正捕手候補だ。2014年から3年間、三星でプレーしたイ・ホンリョンは、同年末にFAイ・ウォンソクの補償選手として斗山に移籍した。その後、軍服務を終えて今季終盤にチームに復帰した。イ・ホンリョンは通算251試合で捕手を務めた。


李憲宰 uni@donga.com