Go to contents

ポンペオ氏が7日訪朝、米朝首脳会談は10月末か11月初めになる模様

ポンペオ氏が7日訪朝、米朝首脳会談は10月末か11月初めになる模様

Posted October. 04, 2018 08:54,   

Updated October. 04, 2018 08:54

한국어

ポンペオ米国務長官が予想より早い7日に北朝鮮を訪れて金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に会うことになり、早ければ10月中に寧辺(ヨンビョン)核施設の永久廃棄と終戦宣言の採択など相応の措置の「ビッグディール」がなされると見られている。

大統領府関係者は3日、「ポンペオ氏の訪朝が早まったので、米朝首脳会談が11月6日の中間選挙前になる可能性が高まった」とし、「ポンペオ氏の今回の訪朝で火を起こし、米朝間の70年間の敵対と不信感を解消することを望む」と述べた。さらに、「米朝首脳会談がなされれば、終戦宣言と非核化進展の問題について両首脳が共通の立場を発表する可能性があり、終戦宣言がその後ある時点でなされるだろう」と強調した。

 

ポンペオ氏の「早期訪朝」が実現し、当初11月中旬と予想されたトランプ米大統領と正恩氏の2度目の米朝首脳会談が10月に行われる可能性があるということだ。

特に、大統領府は12月に準備されている正恩氏のソウル答礼訪問の前に南北米の首脳が会って終戦宣言を採択することを米国と議論しているという。米朝首脳会談に続いて南北米首脳会談を開き、その後、正恩氏のソウル答礼訪問で南北協力案を含む「ソウル宣言」を発表する構想が準備されているのだ。

これに先立ち米国務省は2日(現地時間)、定例会見で、ポンペオ氏が7日に北朝鮮を訪れ、正恩氏に会う予定だと明らかにした。ポンペオ氏は6日に日本に立ち寄り、安倍晋三首相に会った後、7日に平壌(ピョンヤン)を訪問して正恩氏と面談し、同日ソウルに移動する。そして8日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官に会った後、中国に向かう予定だ。

ポンペオ氏は4度目の訪朝で、北朝鮮が明らかにした寧辺核施設の永久廃棄と東倉里(トンチャンリ)ミサイル実験場の廃棄および査察など非核化措置と、終戦宣言などの米国の相応の措置を議論する。大統領府関係者は、「米朝が非核化の進展と終戦宣言の構想で歩み寄り、距離が狭まったことを確認してこそ、2度目の米朝首脳会談の日時と場所が決まるだろう」とし、「ポンペオ氏の訪朝後の詳細な実務交渉は、(オーストリアの)ウィーンのラインが稼動して議論される可能性がある」と見通した。


ムン・ビョンギ記者 ニューヨーク=パク・ヨン特派員 weappon@donga.com · parky@donga.com