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「アリス」のペットボトルが来月から軽くなる

「アリス」のペットボトルが来月から軽くなる

Posted April. 18, 2018 08:33,   

Updated April. 18, 2018 08:33

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ソウル市は、ボトルに入れた水道水「アリス」の容器(写真)を来月末から入れ替える。

最近、リサイクルゴミ収集中止事態を経験しながら、アリスを入れたペットボトルが資源のリサイクルや環境保護に適していないという指摘によるものだ。

市は現在、19グラムである350ミリ入りのアリスのペットボトルを、来月から14グラムに減らすことにした。

環境部の2013年の調査によると、ミネラルウォーターのペットボトルの重量を30%減らすと、製造コストと廃棄物処理費用などを約145億ウォン削減することができる。環境部はこれを根拠に350ミリ入りのペットボトルは、重量を13.1グラムまで減らすことを勧告している。500ミリのボトルは16.2グラムが勧告基準である。

また、アリスのペットボトルに張られたブランドラベルも、はがしやすいように、従来のボンド付き方式から熱収縮方式に変えることにした。ボンドで付けたラベルは、取外しが難しくて分別に苦労するという回収業者側の不満が多かった。

毎年市は、水道水がきれいであることを知らせるために、アリス600万本(350ミリ)を生産する。予算は約11億4000万ウォンである。一般の店では売っていない。ほとんどは市と自治区のイベントで住民に配ったり、2008年の中国四川大地震や2011年の東日本大震災のような自然災害に見舞われた海外に送る。2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪の時も、ボランティアに10万本を支援した。


盧志炫 isityou@donga.com