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与党が朴市長の対抗馬に大物擁立か、来年のソウル市長選控え早くも下馬評

与党が朴市長の対抗馬に大物擁立か、来年のソウル市長選控え早くも下馬評

Posted August. 08, 2013 03:13,   

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来年の統一地方選挙で最大の勝負所は首都圏だ。現役の広域自治体首長(市長・知事)の所属政党は、セヌリ党が1人(金文洙京畿道知事)、民主党が2人(朴元淳ソウル市長、宋永吉仁川市長)で、来年も野党の優勢を占う見方が多い。

ソウルは、朴市長が2期目挑戦を既成事実化している中、対抗馬となる与党候補に誰がなるのかに関心が集まっている。市政評価が悪くないため、与党としても大物を立てなければ勝ち目がないという見方が多い。

最長寿首相を経験した金滉植(キム・ファンシク)氏説が持ち上がっているが、出馬する可能性は高くないと見られている。陳永(チン・ヨン)保健福祉部長官と趙允旋(チョ・ユンソン)女性部長官も下馬評に上っている。陳長官と趙長官はいずれも「関心ない」との態度を見せているが、世論の流れによっては出馬を決心する可能性は残っている。

昨年のソウル市長補欠選挙で朴元淳氏に負けた羅卿瑗(ナ・ギョンウォン)元議員も「出馬しない」と強く言っているそうだが、大衆性では他の候補を上回っているため、土壇場で担ぎ出される可能性もある。野党では、朴市長との競争を名乗る人物が殆どない状況だ。

京畿道(キョンギド)は、金知事が事実上3期目挑戦の意向がないことを宣言し、早くから激しい競争構図に突入した。セヌリ党では、当選4回の鄭柄国(チョン・ビョングク)議員(驪州・楊平・加平)と当選3回の元裕哲(ウォン・ユチョル)議員(平澤甲)が出馬を準備している。当選3回の劉正福(ユ・ジョンボク)安全行政部長官(金浦)も、本人の意向とは関係なく候補として取り上げられている。城南盆唐(ソンナム・プンダン)が地方区だった任太煕(イム・テヒ)元大統領秘書室長は、地方選挙よりは今年10月に実施される首都圏の国会議員再選・補欠選挙を念頭に置いているという。

民主党では、当選3回の金振杓(キム・ジンピョ)議員(水原霊通)と当選4回の元恵栄(ウォン・ヘヨン)議員(富川梧亭)が出馬に意欲を示している。国会議員の経験は元議員が上だが、金議員が元議員の景福(キョンボク)高校4年先輩であるため、党内候補選び選挙までは行かないだろう、との見方も出ている。当選4回の李鍾杰(イ・ジョンゴル)議員(安養萬安)と当選3回の朴起春(パク・キチュン)事務総長(南楊州乙)も出馬に関心を示しているという。

仁川(インチョン)は宋市長が再選挑戦を既成事実化しているが、激しい挑戦が予想される。宋市長の他に当選3回の辛鶴用(シン・ハクヨン)議員(桂陽甲)、再選の文炳浩(ムン・ビョンホ)議員(富平甲)、朴祐燮(パク・ウソプ)仁川市南区長(58)らも候補群だ。朴英福(パク・ヨンボク)元仁川市政務副市長は安哲秀(アン・チョルス)新党の公認候補になる可能性があるという。

セヌリ党では、大企業最高経営者(CEO)出身(元大韓精糖代表)で再選の朴商銀(パク・サンウン)議員(中東・甕津)と、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領がセヌリ党の非常対策委員長を務めていた時代の秘書室長だった再選の李鶴宰(イ・ハクジェ)議員(西・江華甲)が出馬を準備しており、競争が避けられない雰囲気だ。