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ハンナラ党、党役員再編

Posted November. 22, 2005 08:43,   

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野党ハンナラ党の朴槿恵(パク・グンヘ)代表は21日、前回の党革新案のまとめとともに退いた指導部の後任人事を行った。党事務総長には、国会法制司法委員長で3選の崔鉛煕(チェ・ヨンヒ、江原東海・三陟)議員、スポークスマンと秘書室長には、それぞれ初当選の李季振(イ・ゲジン、江原原州)議員と劉正福(ユ・ジョンボク、京畿金浦)議員が任命された。

また、戦略企画本部長には厳虎声(オム・ホソン、釜山砂下・甲)、広報企画本部長に鄭柄国(チョン・ビョングク、京畿楊平・加平)、対外協力委員長に朴宰完(パク・ジェワン、全国区)、企画委員長に金在源(キム・ジェウォン、慶北軍威・義城・青松)、情報委員長に金正薫(キム・ジョンフン、釜山・南甲)議員が任命された。一方、崔法司委員長の後任としては、3選の安商守(アン・サンス)議員が有力視されている。

今回の党組織再編の特徴は、「嶺南(ヨンナム)寄りの党」というイメージから脱却するための地域への配慮や、朴代表と対立関係にあった若手の電撃的な起用などに要約できる。朴代表は同日、新任の党幹部らに任命状を与え、「特別な偏りはなく、専門性を重視した」と任命の背景を説明した。

嶺南出身が務めてきた事務総長に江陵(カンルン)出身の崔議員が任命されたのには、地域への配慮があった。党内若手の集いである「水曜会」の中核メンバーの鄭議員の広報企画本部長への起用は、いわゆる「反朴」陣営を取り込もうとする動きと解釈される。

劉新任秘書室長は、「親朴」や「反朴」に分類されず、普段から信頼性のある発言や緻密な事務処理能力により、朴代表の信任が厚かった人物とされている。

新任の党幹部のうち最も話題を集めたのは、李新任スポークスマン。李スポークスマンは、「毒舌家」と言われてきた田麗玉(チョン・ヨオク)前スポークスマンとまったく違い、物静かなスタイルだ。また、「正確で美しい国語駆使」についての信念がはっきりしており、政界全般の論評文化を全面的に変えるかもしれないと期待されている。しかし、一部では「必要なさい、与党に対し厳しい言い方をしなければならない野党のスポークスマンの役割をまっとうすることができるかどうか疑問」という懸念も出ている。李スポークスマンは、「おもしろく愛される政治のため、「笑」の字を入れて、「笑弁人」の時代を切り開いていこうかと思っている」と抱負を述べた。



lightee@donga.com mindy@donga.com