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日本女子サッカーの看板・川澄選手が聖火リレーを辞退

日本女子サッカーの看板・川澄選手が聖火リレーを辞退

Posted March. 24, 2020 08:36,   

Updated March. 24, 2020 08:36

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米国で活躍している日本女子サッカーの看板選手が新型コロナウィルスの感染拡大を恐れて東京五輪聖火リレーを辞退した。

米国の女子プロサッカー、スカイブルーFCで活躍する日本人FW川澄奈穂美(35・写真)は23日、ソーシャルメディア(SNS)を通じ「東京五輪聖火ランナーを辞退する」との立場を明らかにした。

川澄選手は、2011年の国際サッカー連盟(FIFA)ドイツ女子ワールドカップで優勝した日本代表チームのメンバーとして活躍した。川澄選手は当時、代表メンバーたちと共に26日に福島県のJビレッジでスタートする日本国内の聖火リレーの第一走者を務める予定だった。Jビレッジは東日本大震災直後に福島第一原発爆発事故対応本部が設置された場所で、今はサッカー練習施設に使われている。国際オリンピック委員会(IOC)は新型コロナウィルス感染症への対応策として、五輪の延期を議論することにしているが、聖火リレーは予定通り26日から行う予定だ。聖火はJビレッジを出発し、121日間、日本全国の47の都道府県を回る。

川澄選手は聖火リレーを辞退した理由について、今は米国に住んでいるため日本に移動することに伴うリスクを考慮したと説明した。川澄選手は「(コロナウィルスに)私自身が感染したり感染源にならないため、またチームとファンに迷惑をかけないために決定した」とコメントした。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com