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スロベニア新星とギリシャ怪人が僅差の1位と2位、NBAがオールスター投票途中経過を発表

スロベニア新星とギリシャ怪人が僅差の1位と2位、NBAがオールスター投票途中経過を発表

Posted January. 04, 2020 09:02,   

Updated January. 04, 2020 09:02

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二人のヨーロッパ―出身のスタープレイヤーが2019~2020シーズンの米プロバスケットボール(NBA)のコートを揺るがしている。

今季のNBAオールスター戦は、「スロベニアの新星」ルカ・ドンチッチ(21=ダラス・マーベリックス)と「ギリシャの怪人」ヤニス・アデトクンボ(26=ミルウォーキー・バックス)の舞台になりそうだ。

NBA事務局が3日に発表したオールスター投票の途中経過によると、ドンチッチが107万3957票を獲得しNBA全体1位を、アデトクンボは107万3358票で2位だった。今季のレギュラーシーズンMVP候補にも取り沙汰されている両選手の得票差は599票に過ぎず、投票が終了する20日(現地時間)まで激しい競争が予想される。

昨季の新人王に輝いたドンチッチはNBAデビュー2年目にアデトクンボ、レブロン・ジェームズ(36=ロサンゼルス・レイカーズ)、ジェームズ・ハーデン(31=ヒューストン・ロケッツ)ら名だたる大物たちと肩を並べている。29.1得点(3位)、9.6リバウンド(17位)、8.9アシスト(3位)で平均トリプルダブル級の活躍をしているドンチッチは、今季のダラスのウェスタン・カンファレンス5位(22勝12敗)の躍進をけん引している。ダラスは、昨季のウェスタン・カンファレンス15チームのうち14位だった。

昨年12月、ドンチッチは20戦連続の20得点、5アシスト、5リバウンド以上を記録し、マイケル・ジョーダンが1988~1989シーズンにマークした18戦連続記録を塗り替えた。ポイントガードからパワーフォーワードまでをこなせる「万能型」のドンチッチは、2年目とは信じられないほど老練なプレーを見せながら、次世代スーパースターの座をいち早く予約した。

2年連続のレギュラーシーズンMVPを狙うアデトクンボは得点2位(30.4点)、リバウンド6位(13個)でミルウォーキーをNBA全体勝率1位(31勝5敗)に導いている。バスケットボール統計サイト「バスケットボール・レファレンス」の今季MVP予測によると、アデトクンボは3日現在MVP受賞可能性が42.6%とハーデン(31.8%)、ジェームズ(9.1%)を制して1位になった。アデトクンボは弱点だったスリーポイントシュート成功率を昨季の25.6%から、今季は33.1%まで引き上げ、一段と成長した姿を見せている。

昨季のオールスター投票全体1位だったジェームズは、この日の発表では102万851票を得て3位だった。NBA最長身(226センチ)で話題を呼んだタッコ・フォール(25=ボストン・セルティックス)は11万269票を得てイースタン・カンファレンスのフロントコート部門6位にランクインされ、高い人気を証明した。

オールスターゲームは2月17日(韓国時間)、シカゴ・ユナイテッドセンターで開かれる。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com