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李首相が天皇即位の礼に参列へ、日本で期待感

李首相が天皇即位の礼に参列へ、日本で期待感

Posted October. 15, 2019 08:29,   

Updated October. 15, 2019 08:29

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李洛淵(イ・ナクヨン)首相が22日、日本天皇の即位の礼に参列するという知らせに日本国内でも肯定的反応が相次いでいる。東京特派員の経験があり、日本の高位要人とも親交のある李首相が一定の役割を果たすのではないかという期待感が高い。ただし韓日関係の実質的改善につながるかは未知数だ。

日本政府当局者は13日、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領周辺の要人の中で日本が期待をかけることができる人は李首相だけ」とし、「遅れたが日本に来るのは幸い」と話した。日本政府は昨年10月、韓国大法院が元徴用工賠償判決を下した直後から李首相の動きに注目してきた。李首相が5月中旬、「司法手続きが行われているのに、政府が出て何かをするのは、三権分立の原則に合致しない」とし、一部要人は失望感を示した。にもかかわらず依然として官僚社会では、「韓国で話が通じる人は李首相」という認識が強いという。

ただし、今回の訪日が両国関係の改善につながるかは不透明だ。外務省に精通した日本人外交筋は、「外務省が韓国から受けた公式の徴用工解決策は、日韓両国の企業が被害者に賠償するという『1+1』案だけ」とし、「日本政府は受け入れ難い」と強調した。この「1+1」に韓国政府まで関与する「1+1+プラス」もあるが、まだ両国政府が公式に議論したことはないという。同筋は、「どのような案であれ日本企業の賠償を日本は受け入れないだろう」と付け加えた。


東京=パク・ヒョンジュン特派員 lovesong@donga.com