韓国スパコン１３台保有し世界７位、ネイバーの「世宗」は世界２５位の性能

ネイバーのスーパーコンピューター「世宗（セジョン）」が世界ランキング２５位で、韓国が保有するスーパーコンピューターの中で最も高い性能を持っていることが明らかになった。

ドイツ・ハンブルクのコングレス・センター・ハンブルクで開かれる国際会議「ISC High Performance 2024」は１３日（現地時間）、世界のスーパーコンピューター「トップ５００」のランキングを発表した。１９９３年から発表しているトップ５００では、スーパーコンピューターが１秒に何回演算するかを基準に順位が付けられる。

米国オークリッジ国立研究所の「フロンティア」が３年連続で１位だった。フロンティアの性能は１．２０６ＥＦ（エクサフロップス＝１ＥＦは１秒当たり１００京回演算）に達する。２位は米アルゴンヌ国立研究所の「オーロラ」だった。性能は１．０１２ＥＦだった。日本のスーパーコンピューター「富岳」は４４２ＰＦ（ペタフロップス＝１秒当たり１０００兆回演算）で４位だった。

２５位で韓国のスーパーコンピューターの中で最も高い順位に入ったネイバーの「世宗」は３３ＰＦの性能を見せた。２５．２ＰＦの計算性能を持つ三星（サムスン）電子の「ＳＳＣ－２１」が３２位で韓国勢では２番目に高かった。カカオエンタープライズの「カカオクラウド」が世界ランキング４４位で、韓国勢では３番目だった。保有台数と性能を基準にした国の順位で、韓国は保有台数基準１３台で７位、性能基準１８６ＰＦで１０位を記録した。


チョン・ナムヒョク記者 forward@donga.com