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平均14.9度、史上最も暑かった4月

Posted May. 08, 2024 09:31,   

Updated May. 08, 2024 09:31

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先月の全国の平均気温は14.9度で、1973年の気象観測以来「最も暑い4月」だったことが分かった。

気象庁は7日、「2024年4月の気候特性」と題した資料を発表した。今年4月の全国の平均気温は平年より2.8度高く、従来の最高気温だった1998年4月(14.7度)を上回った。今年4月、全国の平均最高気温も21.1度で、観測以来最も高かった。

気象庁は、「北極の冷たい空気は韓半島に降りられず、南側の暑い風が韓半島に吹いてきて気温が上がった」と説明した。気象庁は、「先月、高緯度の冷たい空気が北極周辺に閉じ込められ、シベリアの冷たい大陸高気圧が平年より弱く、韓国は移動性高気圧の影響を頻繁に受け、平年より気温が高かった」と説明した。移動性高気圧が韓国を通る間、天気が晴れて熱い日差しをたくさん受けており、東に抜けながら暖かい南風系列の風が吹いて気温を高めたという。

特に4月14日、韓国の東側で発達した高気圧の端に沿って暖かい南風が流入し、首都圏と江原(カンウォン)地域の日中の気温が30度前後まで上がる早い暑さに見舞われた。4月27日と28日は、移動性高気圧の中心が韓国を通過し、全国的に気温が大幅に上昇した。このため、先月14日の江原道鉄原(チョルウォン、29.9度)、27日の全羅南道高興(チョルラナムド・コフン、28.3度)などは、4月基準で史上最高気温を更新した。ソウルも先月14日は29.4度まで上がり、過去3番目に高い4月の気温となった。

先月、全国の黄砂日数は3.6日で、平年より1.5日多かった。内モンゴル地域で発生した砂埃が北風系列の風に乗って韓国国内に流入し、4月16~20日と25~26日の2回にわたり黄砂が観測された。当時、ソウルの1日の最大黄砂濃度は1立方メートル当たり344μg(4月17日)まで高騰した。

先月の全国降水量は80.4ミリで、平年(70.3~99.3ミリ)とほぼ同じだった。中国南部地方で発生した低気圧が主に韓国の南の海上を通過し、南海岸には100ミリ以上の大雨が降った。しかし、中部地方では平年より降水量が少なく、全国平均降水量は平年とほぼ同じだったと気象庁は説明した。


周愛眞 jaj@donga.com