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近代五種のソ・チャンワンがW杯で初金、「パリが見える」

近代五種のソ・チャンワンがW杯で初金、「パリが見える」

Posted April. 22, 2024 08:56,   

Updated April. 22, 2024 08:56

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ソ・チャンワン(27、国軍体育部隊)が国際近代五種連合(UIPM)ワールドカップ(W杯)個人戦で自身初の金メダルを獲得し、パリ五輪出場の可能性を高めた。

ソ・チャンワンは20日(現地時間)、トルコのアンカラで行われた2024W杯第2戦男子個人戦の決勝で、合計1497点でエジプトのムタズ・モハメド(1490点)を抜いて金メダルを獲得した。ソ・チャンワンがUIPM開催大会の個人戦で優勝したのは初めて。これまでの最高成績は、2022年6月に同じ会場で行われたW杯ファイナル大会の銀メダルだ。

同日、フェンシング(2位)、水泳(6位)、乗馬(10位)で最も高い841点を獲得したソ・チャンワンは、最後のレーザーラン(射撃+ランニング)をトップでスタートし、逆転を許さなかった。ソ・チャンワンは「フェンシングでいつも足りないと感じてきたけど、今大会ではフェンシングの成績が良かったので優勝できた」と話した。ソ・チャンワンはフェンシングで254点を獲得した。

女子個人戦の決勝ではソン・スンミン(21・韓国体育大学)が合計1401点でBRYSON KERENZA(英国・1427点)に続き銀メダルを獲得した。レーザーランで7番手でスタートしたが、2位でレースを終えた。

ソ・チャンワンとソン・スンミンは先月、エジプト・カイロで開かれたW杯第1戦の混合リレーで銅メダルを獲得した。今大会の結果で、ソ・チャンワンは五輪男子ランキング4位、ソン・スンミンは女子ランキング10位に名を連ね、パリ五輪出場の可能性を高めた。個人戦だけで行われる五輪近代五種には、国家当たり最大男女2人ずつが出場できる。昨年の杭州アジア大会の成績をもとに、チョン・ウンテ(光州広域市庁・男子個人戦金メダル)とキム・ソンウ(京畿道庁・女子個人戦銀メダル)はすでに五輪切符を確保している。6月中旬までの国際大会成績と五輪ランキングなどで残った切符の行方が決まる。


姜泓求 windup@donga.com